vs虎 第20ラウンド&日ハムリーグ制覇

今日は勝手に2元生中継モード。
カープ 1 − 5 虎


育成モードのカープは、
あっさりと負けましたorz…
そして、
日ハム 4 − 1 鷹


ハム、1位通過決定!
…正直、やってくれるとは思わなかった。
まさにミラクル!(特に8月・9月はすごかった)
北海道民ながらあまりハム贔屓でない自分でも、
この快挙には心から拍手を送りたい。
移転してきて3シーズン目、
ヒルマン監督が地道にやってきた改革と努力が、
見事に大きな花を咲かせた。
43000人以上入った超満員の札幌ドームは、
本当に歓喜の渦だった。


正直言って、
何が強いのかがよくわからないチームっぽい印象がある。
昨年までは打てるけど守れないチームというチームカラーは、
カープとどことなく似ている感があった。
今年は絶対的なエースが2ケタ勝てず、
そして故障者がなかったわけでもない。
あんまりハムに詳しいわけではないけど、
いったいなにがその要因だったんだろうか?


①1・2番の固定&活躍
ひちょり田中賢介
この走れる2人がきっちり1・2番を打ち、
共に出塁率が.350近い数字を残した。
クリーンアップはもともと打力のある選手がいたし、
ここさえ固定できれば小笠原・セギの打力が生きてくる。


②新庄効果
早い段階で引退を宣言した新庄、
この引退宣言がすべてに対してプラス効果をもたらしたと思う。
数々のサプライズを起こした新庄が、
最後に起こしたミラクルがこの優勝だったのでは?
いや、最後じゃないかもしれない、
まだまだミラクルを起こす可能性はあるよね…


③若い投手陣の大活躍
飛び抜けた絶対的なエース金村は9勝止まりだったものの、
2年目ダルが12勝、ルーキー八木も12勝、
ローテの3本柱が確立された。
しかもこの3本柱は負け数も少なく、
きっちり貯金を作ることができた。
実は4勝以上挙げた投手が全部で11人いるんだけど、
その11人が全員勝率5割以上!
これも奇跡に近い数字じゃないかな?
そしてこのデータが物語ることは、
大型連勝が可能になったということ。
これができるのとできないのでは戦績に大きな差が出るだろう。
期待された数字が残せなかった金村も、
精神的な柱としての存在はきちんと示してたと思うし。


④勝ちパターンの継投ができた
もちろん忘れちゃいけないのが、
武田久→マイケルという必勝パターンの確立。
70試合以上に登板した武田久と、
39セーブを挙げたマイケル中村
7回までにリードすればなんとかなるし、
しかも1年を通じて好不調の波がほとんどなかった。


冒頭にも書いたけど、
本当に去年まではカープと同じチームカラーだった。
それをヒルマンがうまく操縦して、
4年目で結果を残した。
今は若手に経験を積ませるために、
明らかに種を蒔いている我らがカープだって、
3年後の優勝は決して無理なことではない。
マーティーを信じてついていけば、
きっとミラクルは起きる。
そう信じて来年もカープを応援します。


そして日ハムの皆さん、本当におめでとう!
こうなったら日本シリーズも北海道に持ってきてちょうだい!
(でも、悪いけど竜の応援に行くと思う…)