エース、そしてその後継者

◆黒田、ブルペンで手応えの25球中国新聞

▽手術以来初、「ひじ100パーセントOK」

 午前11時40分、沖縄市野球場から300メートル余り離れた場所にあるブルペンに人が集まり始めた。ブラウン監督が現れ、トレーナーも見守る。そして、陣取ったカメラマンのシャッター音は「ビシッ」という乾いたミット音にかき消された。第2クール初日、黒田博樹投手が昨年11月の右ひじ手術以来、初めてブルペンで投げた。

 捕手を立たせたままの25球は、ほとんど構えたミットに吸い込まれた。球威も申し分なく、時折、笑顔をのぞかせた。「気持ち良く投げているか。チェックするのはそこだけ」という小林幹英コーチも、その姿に大きくうなずいた。投げ終えた黒田は「久しぶりの雰囲気。しんどかったが、ひじはもう百パーセント大丈夫。違和感もなかった。多くの人に感謝したい」と笑顔をみせた。

 昨年10月16日の公式戦最終戦以来のマウンド。第1クールで体を絞り込み、この「区切りの日」を迎えた。ブルペン前のキャッチボール相手には、キャンプで初めて大竹寛投手を指名。期待の後輩の胸に強い球を投げ込んだ。「球筋や威力。口では伝わらないものが伝わる」。野球人らしくキャッチボールで「会話」したのもエースの役目だ。

 大黒柱として例年以上の期待と重圧がある。第2クール中に捕手を座らせる可能性も視野に入れる。「今後は投球の質を上げる段階になる。テーマを持って取り組んでいきたい」。その胸には復活ロードがしっかりと描かれている。



待ってました、このニュース!
ここまで順調だったのでそれほど心配はしてなかったけど、
やはり無事にブルペンで投げられたと言うことを聞くと安心するわ。
黒さまのフル回転なしでクライマックスシリーズ出場はあり得ないしね。


そしてキャッチボール相手に寛ちゃんを指名したというのがまたいい。
希望枠ルーキー・宮崎さんにいい刺激を受けていると思われる寛ちゃんに、
ここでも発奮材料になる「エースからのメッセージ」。
今年の寛ちゃんが大化けしそうに感じるのは、
決して気のせいじゃないと思う。
ここまで良くも悪くも話題になってないけど、
便りがないのは元気な証拠。
おそらくいい刺激を受けながら、
順調にキャンプを過ごしていると思いますね。


◆山本日本代表コーチが広島を視察(ニッカン)

広島の山本浩二前監督(60)が、星野JAPANの守備走塁コーチとして沖縄キャンプを訪問した。スケジュールが合わない星野監督の代理として視察した。

 ブルペン、メーン球場とくまなく歩き回り「裏方をお借りする話やシーズン後の合宿の話もしました。代表に協力してもらうとは聞いています」と話した。星野監督は3月のオープン戦で初めて視察に訪れる予定。

山本コーチ??
一瞬わからんかった。
ピーコじゃないか!
チームに悪い影響をおよぼさなければいいが…


しかし裏方さんをカープから借りる?
選手で選ばれそうなのって黒さまと新井さんくらいしかいないし、
ピーコの力と人脈でなんとかなりそうなのは裏方さんくらいなんだろう。
…これで鈴衛さん全日本入りの可能性が("⌒∇⌒")


◆対フェルナンデスで打線強化…ナックル“有効利用”スポニチまるごと広島)

広島のマーティー・ブラウン監督(44)がキャンプ休日の5日、新外国人フェルナンデスのナックルを使って打撃陣を強化する考えを示した。「彼にも当然打撃投手として投げてもらう。誰と対戦させるかなど、しっかり考えないといけない」

 第2クール初日から実戦形式の練習がスタート。日本では珍しいナックルボーラーとの対戦は打撃フォームを崩すリスクもあるが、積極的に同投手と野手陣を対戦させる方針だ。「ナックルで調子を崩すような弱い選手じゃダメ。ナックルの後の直球が速く感じるかもしれないし、いい練習になる」と小早川打撃コーチ。ナックルだけでなく変則的な投手の次に本格派タイプが投げれば当然タイミングを取るのは困難になる。いかなる投手リレーにも対応できるよう、ナックルボーラーを“有効利用”していく考えだ。



フェルナンデスさんのダイエットのためにも、
ぜひフル稼働させてください!(あ、酒は飲んでも可よ)