悔しい、悔しすぎる…

本当はこっちに書くべき記事じゃないんだけど、
あまりにも腹立たしかったので…


東京から帰ってきました。
とにかく、
惨いと言ったらいいのか、
強い憤りを感じるというのか…
そんな葬儀だった。


Jくんの職場の上司や同僚の強い意向で、
明らかな職場(○○庁)の葬儀。
Jくんも嫁さんも北海道出身だから、
もちろん親族もほとんど北海道にいる訳で、
全部合わせても10人くらいしかいない。
あとの参列者はほとんど職場関係。
仕事に追いつめられて命を絶ったJくんが、
こんな葬儀を望んでいるはずがない。


通夜の前に、
控え室でJくんの嫁さんとオヤジさんにあいさつをした。
職場への不信感が明らかに感じられた。
「これはどう考えても過労死だよ」
「Jは職場に殺されたんだよ」と…
(注:もちろんこの事故は公表されていない)


読経の間も、
Jくんの死に対する悲しみよりも、
会場のほとんどを埋め尽くす○○庁のヤツらへの憎しみが大きく、
…ひとつ間違えてたら殴りかかってたかもしれない。
しかも公金使って
「●●部長 △山×朗」
「○○庁長官 ■田▲幸」
こんな花輪ばっかし。
さらに挙げ句の果てには、
弔辞も「●●部長」が、
明らかに部下に作らせた台本を朗読しているだけだった。


むこうのお通夜って、
読経・焼香が終わったら、
参列者は別フロアに呼ばれて、
まぁ簡単なお食事がでるのね。
一応その場に顔は出したんだけど…
どう見ても職場の宴会でしかない。
「●●補佐、お注ぎします」
「▲▲課長、料理お取りしますか?」
「ここからなら埼京線の方が早いですよね」
…こんなのばっかし。
誰1人としてJくんのことを話題にするヤツはいない。
そういう場って、故人を偲ぶもんじゃないのか?
本当にキレる寸前までいって、
申し訳ないけど自分はさっさと退席した。
Jの嫁さんから「ぜひ泊まっていってほしい」って言われてたんだけど…


でも…
告別式が終わって、
Jくんの遺体に献花する時だった。
棺の中にいるのは、
自分の知っているJくんとは思えない、
明らかに別人のような顔だった。
なんせ死因が死因なので、
もちろんそれなりの遺体の損傷はあったとは思うけど、
ほんと、ものすごい辛かったんだろうね…
Jくんの顔を見たとたんに、
それまで我慢していたものがぷっつりとキレてしまった。
…泣いたよ。
とにかく泣いて泣いて泣きまくった。


出棺の時、
オヤジさんと嫁さんから、
「一緒に火葬場に来てくれないか」とのお話を頂き、
急遽親族の中に混ぜて頂いて、
Jくんの遺骨を拾わせてもらった。
非常にありがたいことだったけど、
友人の遺骨を拾うのって、ものすごく辛かった…


荼毘に付されたJくんは、
明後日北海道に戻ってくる。
オヤジさんは言ってた。
「地元で本当にJのことを知っている人に集まってもらって、
できればもう一度葬儀をやりたい」って。
きっとJくんもそれを望んでいると思うし。


初七日はちょうど自分が帰省する日。
もちろんお参りに行くからね。


昨日・今日と携帯メールを下さった皆さん、
ほったらかしで申し訳ありません。
明日の夜に返信させて頂きます。