ドバイワールドカップデー速報

高松宮記念の前に、
こちらを忘れちゃいけない。
今年は日本馬が総勢9頭参戦し、
なおかついい結果が期待できるお馬さんも…
もちろんグリーンチャンネルで生中継があるので、
レースが終わり次第随時速報を更新予定。
(注:発走時間は日本時間)


●第13回ゴドルフィンマイル(国際GⅡ・ダ1600)発走時間22時40分
ユートピア(57 武豊
−レース内容・結果−
最内1番ゲートからの出走。
躓いたようなスタートだったが、あまり不利はなくそのままハナへ。
平均ペースでほぼ一団の馬群のまま3〜4コーナーへ向かう。
直線に入るとリードを1馬身、2馬身と広げ、
あらら…どんどんリードが広がる!
最後は5馬身以上の差をつけて、余裕の1着入線。
ユートピア
日本馬の先陣を飾り見事に勝利!
ユタカはゴール50メートル前からガッツポーズしてた♪
勝ちタイム:1分35秒88


●第7回UAEダービー(国際GⅡ・ダ1800)発走時間23時15分
ガブリン(59 ペリエ
フラムドパシオン(55 武豊
−レース内容・結果−
2頭とも好スタートを切って、
ガブリンはそのままハナへ、
フラムドパシオンはインで中段待機。
ガブリンともう1頭の馬が他馬を引き離してレースを引っ張り、4コーナーへ。
ガブリン先頭だが、すぐに交わされ、
デットーリの馬(ディスクリートキャット)が一気に抜け出す。
フラムドパシオンもインの狭いところから2番手に上がるが、
残り100付近でもう1頭に交わされてしまい、
最後は3着入線(7〜8馬身+4分の3馬身くらい)。
ガブリンも早めに交わされた割にはバテることなく、
6〜7番手くらいで入線。
このレースはとにかく勝った馬(ディスクリートキャット)が強かった!


●第14回ドバイゴールデンシャヒーン(国際GⅠ・ダ直1200)発走時間23時55分
アグネスジェダイ(57 吉原寛)
−レース内容・結果−
スタートでやや遅れるものの、
内側の先行集団に何とか食らいついていく。
(新潟の芝直1000みたいな感じで、内外のラチ沿いに殺到していくのだ)
アグネスジェダイはラチ沿いに行くことができず、
ほぼ真ん中(やや内ラチより)で先行集団を追走。
結局先行馬が止まらず(5着まですべてアメリカ調教馬)、
残り200でやや盛り返し、6番手でゴール。
一応見せ場は作ったという感じか?
金沢所属の吉原ジョッキー、頑張った!(まだ22歳だってさ)


●第9回ドバイシーマクラシック(国際GⅠ・芝2400)発走時間0時50分
ハーツクライ(56 ルメール
−レース内容・結果−
外枠ながらルメールは果敢にハーツクライをハナに誘導。
先頭から最後方までおよそ15馬身ながら、
おそらくやや遅め(?)のペース。
そのままの状態で4コーナーまで行き、
ハーツクライは1馬身のリードを保って直線へ。
ルメールは持ったままの状態だが、
2番手以降の馬はジョッキーの手が激しく動いている。
しかしハーツクライとの差は縮まるどころか、
逆に楽な手応えのハーツクライが少しずつ差を広げ、
ルメールは残り400を過ぎてからやっと追い出し始める。
もうあとは差が開く一方で、3馬身、4馬身…
とにかく伸びる!
最後はテレビの画面でも、
後続馬の姿は見えなかったくらい。
ハーツクライ
国際GⅠを圧勝!


橋口先生はゴドルフィンマイルユートピアに続き、
今日ドバイで2戦2勝!
レース後のインタビューで橋口先生からは、
キングジョージに参戦したい」との言葉も!
勝ちタイム:2分31秒89


●第11回ドバイデューティフリー(国際GⅠ・芝1777)発走時間1時30分
ハットトリック(57 ペリエ
アサクサデンエン(57 武豊
−レース内容・結果−
アメリカのウイーリーが放馬で除外となり、15頭立てとなる。
ゲートはアサクサデンエンがいいスタート、
そしてハットトリックはいつもの通りあおり気味のスタート。
ユタカは2番手につけ、ペリエはいつもの通り最後方。
やや縦長の展開となった。
4コーナーでアサクサデンエンは外から被せられ、
ユタカは手綱を激しく動かすが反応せず。
そのままズルズルと後退…
これは追い込み馬の出番か?と思い、
ハットトリックを探すが、
大外に持ち出したもののぜんぜん前との差は詰まらず、
そのままゴールへ流れ込む。
ハットトリックはたぶん12着くらい?、
アサクサデンエンは最後方の入線だった。


●第11回ドバイワールドカップ(国際GⅠ・ダ2000)発走時間2時20分
カネヒキリ(57 武豊
スターキングマン(57 ペリエ
−レース内容・結果−
2頭ともいいスタートを切り、
カネヒキリはハナを奪いに行くが、
外から被されて3〜4番手でイン追走の競馬。
スターキングマンは抑えて(ついていけなかった?)後方2番手からのレース。
4コーナーまでは淡々とした流れ。
カネヒキリにとってはいい展開なのかとも思えたが、
直線に入ると内に包まれる形になってしまい、
いったん下がってしまう。
あらためて進路を外に変えるが、
いつもの伸びは見られない。
そのまま伸びず交わされず、5着で入線。
スターキングマンは…9着くらい?
勝ったのは去年インターナショナルSでゼンノロブロイを負かした、
エレクトロキューショニスト(長い名前だ…)
やはりデットーリは大一番には強い。
相変わらずデットーリジャンプ(フライングディスマウント)やって、
インタビューには超ハイテンションで叫びまくってた( ̄ー ̄)


結局6レース中2レースで日本馬が勝利!
しかも勝ったレースは両方とも圧勝。
日本馬のレベルが上がっていることを世界にアピールできたのではないか?
もちろんハーツクライと接戦を演じたディープインパクトも、
世界で通用するレベルのお馬さんであることは間違いないし、
ぜひどんどん国際舞台に出てほしい。


しかし芝のナイトレースってめちゃくちゃ美しい。
(「ドバイだから」ということもあるかもしれないが)
ホッカイドウ競馬のナイター開催には行ったことがあるけど、
やっぱ違うね。
ぜひ日本でもやってほしいもんだ。