vsハム 第2ラウンド(ナマ観戦!)

カープ 1 − 4 ハム


打線低調、ハムの連勝に花添える


日本ハム―広島2回戦(日本ハム2勝、18時、札幌ドーム、19018人)


広  島000010000―1
日ハム01000102×―4


▽勝 木下3試合2勝
▽S マイケル中村24試合13S
▽敗 フェルナンデス9試合2勝2敗


●…日本ハムが昨日マークした球団記録をさら更新する13連勝。交流戦の連勝も11に伸ばした。2回にセギノールの11号ソロで先制。5回には喜田の2号ソロで同点に追いつくものの、6回に松本の悪送球で勝ち越し、8回には稲葉の6号2ランで追加点。先発の木下は7回1失点で2勝目。終盤は武田久マイケル中村の継投でカープの反撃を断った。広島はフェルナンデスの好投に打線が援護できず、このカード2連敗。


▽球炎 ミスを取り返そうという意欲


昨日に引き続き守備のミスが決勝点となった。これが勢いのあるチームとそうでないチームの差なのだろうか。今日は日本ハムにも守備のミスが2つあり、そこからチャンスをもらった打線だが、あと1本が出ない。タイムリー欠乏症の打線は重症で、これで19イニング連続タイムリーなしという状態である。


ポイントは1点ビハインドの8回の攻撃だろう。先頭の松本が内野安打で出塁し、武田久の牽制悪送球で無死2塁のチャンス。梵のセカンドゴロにて3塁に進んだ松本だが、続く東出のファースト内野安打の際にスタートを切れなかった。しかしこれは野手の正面に飛んだ打球ではなく、松本の足なら十分にホームを狙えたはずであろう。


ここで松本がスタートできなかったのは6回の自身の悪送球にあるだろう。ミスを繰り返してはいけないという気持ちが少なからずあったに違いない。結果的に1つのミスが積極性を失わせてしまうという「負の悪循環」が起こっているのである。


松本はまだまだ若い選手である。がむしゃらなプレーでどんどん首脳陣にアピールをしなければならない立場だが、1つのミスが大事な場面でその積極性を失わせてしまった。ミスを反省するのも大切だが、気持ちを切り替えてミスを取り戻そうという意欲を持たなければいけないだろう。


最終回2死満塁のチャンスで打席が回ってきた松本。この打席でも積極性は影を潜め、明らかに四球狙いの姿勢がうかがえた。日本ハムのストッパー・マイケルが相手でも、もっと前を向いてミスを取り返す姿勢を見せてほしかった。


▽フェルナンデス好投も報われず


前回登板の楽天戦から中3日で先発したフェルナンデス。今日もナックルの切れは十分で日本ハム打線を翻弄したが、前日同様に打線の援護がなく8回に力尽きた。


「打線に助けられる日もあればこういう日もある。仕方がない」とコメントを残したフェルナンデス。しかし2本のホームランを喰らったものの、自身の特徴を十二分に発揮したピッチングはさすがである。先発にリリーフに敗戦処理と3役をこなし、そしてそのユニークなキャラクターといい、いまやカープ投手陣に欠かせない存在であろう。


投手と野手は持ちつ持たれつの関係である。次こそはナックルボーラーの踏ん張りを打線の大爆発で助けたいものである。


▽もがき苦しむ前田


前田が絶不調に陥っている。前日に続き今日も4打数無安打で、一時は3割を超えていた打率も.273まで急降下。凡退の打席も内容が悪く、打線低迷の大きな要因となってしまっている。


指名打者制が採用されるパの本拠地での試合ではDHとして出場する機会が増え、本来の守備と打撃とのリズム・バランスが狂うのは仕方がないだろう。しかし今の前田の低迷はそれだけでは片づけられない何かがあるように思えてならない。


「きっかけさえつかめれば」とブラウン監督。できるだけ早い時期にそのきっかけがつかめることを祈ってならない。責任感の強い前田自身がそれを一番感じているはずだろう。野手のキャプテンとして、そして2000本安打の大記録達成に向けてここで足踏みしているようでは困る。奮起を願いたい。




って、
中国新聞サイト風のレビューを書いてみたけど、
難しいね。
ボキャブラリーがないから、
書くのに2時間くらいかかったわ。
新聞記者ってすごいな〜