蘇ったX JAPAN−再結成公演を終えて リーダー・YOSHIKI



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■「予定通り」は好きじゃない  

 東京ドームで約10年ぶりに公演を行い、ついに蘇(よみがえ)ったX JAPAN。3日間で計約15万人を動員し、変わらぬ人気を見せた。リーダーのYOSHIKI(ドラム、ピアノ)は「準備がギリギリだったので後半はノリで押し切った感じ。観客のみなさんに助けられ、無事終えることができた」と話す。(岡田敏一)

 激しく疾走(しっそう)するようなヘビーメタル曲から、ピアノが中心の美しく壮大なバラード曲まで、振幅の激しいこのバンドの特異な音楽スタイルを支える異能の男。語り口は控えめだが、秘めた強さがにじむ。


 バンドの再結成話が持ち上がったのは昨年、ハリウッドのホラー映画「ソウ4」(昨冬公開)のテーマ曲制作の依頼がきたとき。


 「そこで、この新曲『I・V・(アイヴィー)』をX JAPAN名義で発売したら面白いのでは、と。ほかのメンバーにも相談して実現したのですが、予想以上にできばえが良く『じゃあ、みんなでステージに立ってみる?』と盛り上がり、『どうせやるなら東京ドームだよ』という風に話がどんどん進んで…」


 それでも復活公演がこれほど反響を呼ぶとは思っていなかった。当初予定の2日間が完売、急遽(きゅうきょ)1日追加された。


 初日(3月28日)のステージ。機材トラブルで開演が約2時間20分も遅れ、演奏曲目は大幅に変更。おまけに当人はアンコールの最後に失神し、ドラムセットに頭から倒れ込み公演は終了…。でもそれが、ファンが待ち望む姿だ。


 「最近のロックはお行儀がよすぎます。すべて決まり切ったステージは良くないと思うし好きじゃない。予定通りやらないと『プロじゃない』と批判する人がいる。ではプロの定義とは何ですかと逆に問いたい」


 「毎月、クラシック音楽のLPがたくさん自宅に郵送される」というアカデミックな家庭環境で育った。「小学校5年生までクラシック音楽以外、聴いたことがなかった」。人生を変えたのが米のバンド、キッス。「彼らのライブ盤『アライヴII』(77年)でロックの道に入りました」


 世界の映画・音楽産業の中心地、ロサンゼルスに居を移して約10年、「業界全体がチャレンジ精神を欠いています」と表情を曇らせる。X JAPANは仏や米での公演も決まり、本格的な世界進出となる。


 「行き当たりばったりで階段を上っている感じ。特に目標は立てていません。ネットの登場以来、5年後のことすら予想できない世の中ですから」



はい、その15万人の中の1人ですww
しかも「破壊の夜」しか見られなかった、
ある意味”超かわいそうな人”でありますwww


でもね、
Xが予定通りに始まるなんて誰も思っていないから。
規格外のハチャメチャなことをやるのがX。
それがXらしさなんだよね。
これからhide summit、パリ公演、MSG公演と続くけど、
形にハマってほしくはない。
活動拠点を世界市場に変えても、
Xはいつまでたっても永遠にX。
その原点は永遠に忘れてほしくはないし、
ファンもそれを望んでいるはず。
このYOSHIKIの記事を読んで、ある意味ホッとしてます。


ワールドツアーでさらにひとまわり大きくなって、
いつか日本のファンの元へ帰ってきてほしい。
X JAPANが国内ライブツアーを行う日を楽しみにして、
これからもずっと待ち続けます。